
都市伝説なのかもしれませんが
ある有名人や男性人気歌手が
お風呂に入るときには石鹸やシャンプーを使っていないにも関わらず髪の毛は黒々と肌ツヤもよく至って健康的である
というお話を聞いたことはありませんか?
じつは私、それを信じて一時期湯シャンにハマっていた時期がありました笑
今回は湯シャンについて本当に身体にいいのか、はたまた、じつは良くないのかちょっと調べてみました
湯シャンとは

湯シャンとは読んで字の如く、お湯をシャンプー代わりにすること
通常髪の毛を洗うときには、シャンプーをして泡立ててから髪の毛を良く洗いすすいだ後にリンスをするというのが一般的ですよね。リンスインシャンプーも便利ですね。
しかし湯シャンの場合はシャンプーやリンスをいっさい使わず、お湯のみで髪を洗ってそのまま終了なのです。人によっては重曹や岩塩を使用する方もいるようですね。
その際ポイントがいくつかあります
熱すぎはNG
髪の毛の成分のほとんどはタンパク質です。タンパク質の成分は高温だと、その働きが弱くなってしまいます。さらに水にも弱いですので、あまり熱いお湯を髪にかけるのは避けた方が良さそうです。適温(38〜41度くらい)のお湯でまずは髪全体をしっかりと濡らしてあげましょう。
ゴシゴシこすらない
髪の毛には魚でいう”鱗”のようなキューティクルがあります。髪の毛をいきなりゴシゴシ擦ってしまうと、そのキューティクルが剥がれ、中の水分や栄養分がそこから流れ出ていってしまいます。そして最悪の場合は、髪の毛の水分とタンパク質が抜け落ちて、パサパサの髪の毛になってしまいます。あくまでもやさしくゆっくりこすり合わせるようにして洗うようにしましょう。
ブラシはゆっくりと

シャンプーやリンスには「界面活性剤」というものが含まれています。これは髪の滑りを良くしてツヤと潤いを与えてくれるものですが、お湯だと滑りが悪いままですので、ブラシ通りも良くありません。ブラシを通す際にはゆっくり優しく、途中で髪の毛を切ってしまわないようにそっと行いましょう。本来ブラッシングは人間の油分(皮脂)を髪の毛に行き渡らせるものですので、何もつけなくて良いのですが、ロングヘアの方だとそうもいきませんね。
界面活性剤

界面活性剤の分子構造を模式化したもの
上からノニオン性(非イオン性)・アニオン性・カチオン性・双性(イオン性)
乳化剤とも言われ、本来混ざることのない水と油を乳化剤を入れることにより界面の組織を小さくして入り込みやすく混ざりやすくするものです。乳化(エマルジョンまたはエマルション)させると汚れ(油分)が水分(洗剤)によって落ちるのはこの原理によります。この界面活性剤は自然界に還りずらく水質汚染を引き起こしているという議論が世界中で行われています。
香害

最近こちらも話題ですが、シャンプーやリンスに含まれる香料によってアレルギー反応を起こしてしまう方がいます。必要以上の強い匂い、さらに匂いが強くなくても香料の質によっては、くしゃみが止まらなかったり、激しいめまいや咳込んでしまう方もいるようです。匂いは個人の好みも大きいですが、アレルギー反応を持っている方からすれば、強い匂いのシャンプーやリンスはなるべく遠慮したいものです。
悪いことばかり?
こうして描いてみると、シャンプーやリンスは悪いことばかりで使わない方が良いの?と思われる方もいるかもしれませんが、もちろんそんなことはありませんシャンプーにもいいことはたくさんあります。
汚れを落としやすい
先ほど界面活性剤のところでも触れましたが、この成分のおかげで髪の毛に付着した汚れをしっかりと落とすことができますので綺麗な髪の状態を保つことができます。髪の毛に汚れが溜まってくると悪臭を放ったり、皮膚が炎症を起こしたりしますので、できれば毎日洗髪したいです。
リラックス効果

お風呂に入る時間は就寝前という方が多いと思いますが、一日の疲れをとるにはその時間が一番です。髪を洗う時には頭皮のマッサージ効果によりツボを刺激されますのでリラックスします。強すぎる香りは考えものですが、ある程度の優しい香りとともに疲れを癒してくれます。
オススメの洗髪方法は?

毎日、化学物質のたくさん入った強い香りのシャンプーを使用するのは、身体のためにも環境のためにも良くないと思います。しかし、お湯だけでシャンプーするのも髪の毛にはダメージが大きいです。なので、3回に1回だけシャンプーを使う、残りの2回はお湯だけ、というペースがもっとも効果的で健康的に良いペースなのかもしれませんね。
これをきっかけにシャンプーやリンス、そして自分のお風呂での洗い方を見直すきっかけにしてみてはいかがでしょうか?