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エッセンシャル思考〜最小の時間で成果を最大にする〜 グレッグ・マキューン著

muku

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第一部 エッセンシャル思考とは

エッセンシャル思考とは、より多くの仕事をこなすためのものではなく、やり方を変えるためのものである。

そのためには、ものの見方を大きく変える必要がある。

ただし、それは簡単ではない。慣れ親しんだやり方が常に私たちを引きずり戻そうとするからだ。

思い込みの克服

エッセンシャル思考になるためには三つの思い込みを克服しなくてはならない

1 やらなくては

2 どれも大事

3 全部できる

やらなくては、ではなく「やると決める

どれも大事、ではなく「大事なものは滅多にない

全部できる、ではなく「なんでもできるけど全部はやらない

エッセンシャル思考と非エッセンシャル思考

自分にとって「本質的な仕事だけ」やること

仕事を受けるときには

「この仕事をやり遂げるための時間とリソースは足りているか?」

を基準にする。そうでなければ断ること。

その後なれてきたら、「この仕事はいま自分がやれる中で一番重要か?」を問うこと。

会議も同様

「誘われたから」

という理由だけで参加しないこと!

そして、家に帰ったら、ケータイはオフにする。

これこそが、エッセンシャル思考をあらわしている。

「何もかもやらなくては」を一才やめて、本当に大事なことだけをやること。

より少なくしかしより良く

今年こそは仕事を断ろう!

と新年に抱負を叫ぶのではなく、

いま、正しいことに力をしっかりと注げているか?

と常に自問自答すること。

「自分で優先順位を決めなければ、他人の言いなりの人生になってしまう」

優秀な人ほど「もっと大切なことをひとつだけ選んでみましょう」という質問に答えられない

断ることを嫌う世の中の風潮に流されていないか?

優秀な人ほど陥りやすい「成功のパラドックス」

第一段階  目標をしっかり見定め、成功へと一直線に進んでいく

第二段階  成功した結果「頼れる人」の評価を得る。「あの人に任せれば大丈夫」と、どんどん仕事を振られるようになる。

第三段階  やることが増えすぎてエネルギーがどんどん拡散される。疲れる割にはすべて中途半端になる。

第四段階  本当にやるべきことが出来なくなる。少し成功したせいで、自分を成功へと導いてくれた方向性を見失ってしまう。

なんとも奇妙な話。人は「成功を追い求める」ことによって「失敗してしまう」のである。

規律なき拡大は失敗への道

人はなぜ方向性を見失うのか?

選択肢が多すぎる

何が本当に大事で何がそうではないかを、見分けられなくなっている。

心理学でいう「決断疲れ」

選択肢が増えすぎると、ヒトは疲れてしまう

他人の意見がうるさすぎる

情報過多により、他人の意見がなだれ込み、うるさく指図されるようになってしまった。

欲張りの時代

テレビCM、街中の広告は「全部やろう!全部手にしよう!」とさけんでいる!

「最優先事項」

といいながら、10こも案件を抱えていないだろうか?最優先、とはたったひとつのことだけ!!!

ホスピスでの最後の質問

もっとも多い答えは

「他人の期待に合わせるではなく、自分の気持ちに正直に生きる勇気が欲しかった」

このままの人生だとしたら最期にどう答えるだろうか?

エッセンシャル思考でクローゼット整理法

1 評価する

「いつ着るだろう?」ではなく、「大好きか?似合うか?しょっちゅう着るか?」で判断しよう

仕事なら「これをやることで他の何よりも成果を上げられるだろうか?」だ

2 捨てる

クローゼットの中身を「いる」「いらない」に分けた後、いらないものを今すぐに捨てる勇気はあるか?

そこで「もしこれを持ってなかったら、わざわざいまお金を出して買うだろうか?」と自らに聞いてみる

そう、捨てることは努力が必要なのだ

3 実行する

クローゼットをきれいに保つためには、日頃からの整理整頓も必要。

いらないものを入れる大きな袋を用意して、不要なものはそこに入れ、定期的に古着屋に売りに行く。

これが不要なものを増やさない仕組み。

仕事ではto do リストなど、でもそううまくいかないのが仕事。

Part 1 エッセンシャル思考とは何か?

1. 選択

私たちは時間とエネルギーの使い道を選ぶことができる。だからこそトレードオフを引き受けることもときには必要だ。

2. ノイズ

世の中の大半のものは「ノイズ」である。本当に必要なものはほとんどない!だからなにが本当に必要かを正しく見極めなければならない。

3. トレードオフ

何もかも手に入れるなど不可能。何かを選ぶとは何かを捨てるということ。「どうやって全部終わらせようか?」ではなく「どの問題がもっとも重要か?」と考える

Part 2 見極める技術

エッセンシャル思考のひとはより多くの選択肢を検討する。無批判になんでも受け入れるヒトは何も検討していない。

エッセンシャル思考のひとは、あらゆる選択肢を検討して重要なことにだけ「YES」という。

そのためには

「自分は何が一番好きか」

「自分は何が一番得意か」

「世の中のニーズに最も貢献できるのは何か?」

を常に問うこと

Part 3 捨てる勇気

できる人ほど「NO」を言う

「これは私の仕事ではない」ときちんと言う

ここをはっきりと言わないと他人があなたの人生を決めることになってしまう

Part 4 仕組み化の技術

何かをやり遂げるためには、頑張ること、強い意志を持つことが必要とされている。しかし、エッセンシャル思考のアプローチはちがう、努力や根性ではなく「すんなり実現する仕組み」をつくること。

これら、見極める、すてる、仕組み化するの三つは繋がりあっている!

メアリー•オリバーの有名な詩

「教えてください!あなたは何をするのですか?その激しくかけがえのない一度きりの人生で」

いまここで、エッセンシャル思考の生き方を選ぶ!と決意して欲しい。

それとも死を前にして「ああ、自分に正直に生きるよりも、どうでも良い仕事を押し付けられる人生の方が良かったなー」と後悔するのと、どちらを選択しますか?

第二章 選ぶ力を取り戻す

「選ぶ能力は誰にも奪えない。ただ、本人が手放してしまうだけだ。」

「もしもたったひとつのことしかできないとしたら、自分はいま、何をするか?」

「選ぶ」ことを選ぼう

わたしたちは、「どんな選択肢があるか」という選択の外的要因にばかりめをむけてきたが、「選ぶ能力」という選択の内的要因を見過ごしていないか?

選択肢(もの)を奪うことはできても、選ぶ能力(自由意志)を奪うことはふかのうである!

ウィリアム•ジェイムス(心理学者)

「自由意志の最初の一歩は、自由意志を信じることだ」

第三章 大多数のものは「無価値」である

「もっと努力しろ!もっとだ!」

という呪縛に囚われていないか

「より少なく、しかしより良く」を実践しよう

「努力した分だけ報われる」はただの妄想である

80:20の法則(パレートの法則)

は知られているが

ジョセフ•M•ジュランの

「決定的に重要な少数の法則」

もある。問題のごくごく一部分を改善することにより、全体の品質が大きく改善されることを発券、のちにのれこそが当時安かろう悪かろうと世界で言われていた「メイドインジャパン品質」につながる!!

ウォーレンバフェット

「全資産のうち9割はたった10銘柄の投資による。数百もの正しい決断は不可能と悟った結果」

ジョン•C•マクスウェル(リーダーシップ論の権威)

「ほとんどあらゆるものは、徹底的に無価値である」

第四章 トレードオフ

何かを選ぶことは何かを捨てること

サウスウエスト航空創業者

ハーバード•ケレハー

徹底した格安路線で増収増益

「お断りします。我々の目指す目的に貢献しないことはいくらやっても意味がないんです」

株主にも乗客にも、あなたならこう言えるか?

その戦略を上部だけ真似しようとしたコンチネンタル航空は業績悪化でCEOは解雇。トレードオフを無視してあれもこれもやろうとすると、取り返しのつかない損失が待っている。

このようなことは日常にもありえる。予定をギリギリまで詰め込む人、結局すべて中途半端になって信頼を失うひと。

結局、どれかを選んだらどれかを捨てなくてはいけない!!

ピータードラッカー

「偉大な企業をつくるか、偉大な思想をつくるか、どちらかだ!両方は選べない。」

子供のために、あれもこれも習い事をさせていないか?本人が本当に好きなことは何かをしっかり見ているか??

第五章 考えるためのスペースをつくる

「カンバセーション」フランク•オブライエン創業者のマーケティング会社

毎月一度、全社員を集めて丸一日セッションを実施。電話、メール、一切禁止。セッションの目的は「じっくり考え、話し合うこと」

顧客にも周知して電話に一才出ない。

「ひといきついて、周りを見渡し、考える時間をとらないと、イノベーションも成功も不可能である」オブライエン談

もしそのセッションに出られない、忙しすぎる、となるなら、無駄な仕事が多いだけか、雇用が必要かどちらかだ。

集中とは向こうからやってくるものではない。だから集中できる状況に自ら飛び込んでいくことが必要だ。

今の時代で言えばネットワークの繋がらない環境に2ヶ月ほど閉じこもる!など!!

ジェフ•ワイナー(リンクドインCEO)

毎日合計二時間の空白を予定に入れる

ビルゲイツ

定期的に一週間「考える週」をつくっていた

われわれも読書の時間をとるなどしていきたい

第六章 情報の本質をつかみとる

単なる事実に反応していないだろうか

本当の意味を見抜いているか

例えばジャーナリストは、ただ事実を羅列するだけではなく、その背景にどう言うことがあるか、しっかり考えることができるか?

ジャーナリストの目を手に入れよう

1 日記をつける

一日、一週間、1ヶ月で人生にどんな変化が起こっただろうか?日々の変化は見逃しやすいが、まとめてみると大きな違いに気がつくこともある!

2. 現場を見る

未熟者のための保育器

安価な保育器が必要だ

という課題に、実は未熟児はほぼ電気の通っていない自宅で生まれていることが判明!お湯を取り替えるだけで長時間保温できる安価な保育器の開発に成功!

課題だけを見て現場を見なければ本質は決して見抜けない

3. 普通を知り逸脱を探す

本質を掴むためには知識を身につける。知識があると物事をあらゆる視点から見ることができる。

4. 問題を明確にする

「われわれは何を解決しなければならないのか?そのためには何を決めなくてはならないか?」

第七章 内なる子どもの声を聞く 

ミュージカル映画「メリー•ポピンズ」

堅物の銀行員が解雇されたが、厳格だった主人公はすっかり童心に帰り、家族は喜びに包まれる、、、

「遊びはくだらない」と、刷り込み刷り込まれていないか。くちでは遊び心を大切に!と言いながら、実現できているだろうか?

>精神は遊び心をもとめている

世界は絶えずへんかしており、未知の課題や不確実な状況を突きつけます。遊び心とは、そうした変化への対応力を育むものである」

(ハイイログマ研究者ボブ•フェイガン)

→よく遊ぶクマほど長生きすることを発見!!

第八章 睡眠 一時間の眠りが数時間もの成果を生む

一番大切な資産それは「自分自身」

その資産を蝕むもののひとつは「睡眠不足」

一日八時間は寝よう!

現代人の最優先課題、それは

「優先順位をつける能力をキープする」こと

第九章 選抜 最も厳しい基準で決める

TED人気スピーカー

デレク•シヴァース

「もっとわがままにNOと言おう!」

→中途半端なYESをやめて、「絶対やりたい!」か「絶対やらない!」の二択にしよう(「やろうかな」くらいの中途半端ならやらないこと!)

「悪くない」という評価は不合格!90点以下はみな不合格!「仕方なく選ぶ」なんてやめて、何がなんでも選びたい!を選んでいこう!!!

SNS前世の今、「みんながやってるからやる」なんて一番良くない動機ではないか!!

キーワード

「絶対にYESだ!」と言い切れないことがあるならば、それはすなわちNOである!!

「ビジョナリーカンパニー2 飛躍の法則」

ジム•コリンズ著

突然舞いこんできたチャンスを正しく選別するには

1 そのチャンスを記述する

2 考慮するに値する「最低限の基準」を三つ書き出す

3 考慮するに値する「理想の基準」を三つ書き出す

最低限の基準を満たしていないチャンス、理想の基準を満たしていないチャンスは、もちろん即却下!

「すべて満たしているものだけ」が、考慮に値する

第十章 目標 最終形を明確にする

「今後五年間でどんな仕事を成し遂げたいですか?」

この問いにとことん明確に答えることはできるだろうか?

目的が明確でなければ、人を動かすことはできない。目的のわからない仕事はやる気が出ないからである。

どれほど熱心に取り組んでも、目的が明確でなければ問題は巣喰い、はびこっていく

目的が明確でない時に起こる二つの弊害

1. 社内政治が蔓延する

仕事のゴールが見えないと「上司の機嫌を伺う」という不毛なゲームがはじまってしまい、本来仕事に注ぐべきエネルギーはごきげん取りに終始してしまう

2. 何でも屋になる

会社の明確な方向性が見えないと、それぞれが目先の利益のためだけに行動してしまう。

その結果意味のある成果にも結びつかない

ラルフ•W•エマーソン(思想家)

「人と国を滅ぼすのは、作業としての仕事である。すなわち、自らの目的を忘れて、あちこちに手を出すことである。」

ではどうすれば、会社や個人の目的を明確にできるのか?それは「本質目標」を決めること



ビジョン・ミッション

本質目標


価値観

四半期目標

左上「ビジョン、ミッション」

→世界を変えたい!など魅力的だが具体性に欠ける

左下「価値観」

→イノベーション、チームワークなど、企業が重視しているがありふれておりあまりインスピレーションを掻き立てられない

右下「四半期目標」

→昨年対比○%増益など、具体的だが、魅力的でないことが多い。

右上「本質目標」

→いよいよこれ!具体的かつ魅力的。大きな意味を持ち測定可能で、共通認識をもてる!!

例えば、「弁護士ではなく医者になる!」と決めれば余計な選択肢は目に入らない。

その一つの決断が、その後のあらゆる決断をたすけてくれる!

言葉にとらわれない

本質目標を文章にしようとすると、つい細かい言い回しがきになるときがある。しかし、本日の目標は美しくなくて良い。もし迷ったら最も本質的な問いをすべき。それは、「たった一つのことしかできないとしたら、何をするか?」

達成をどう判定するか?

何を目標にするかより大事なことは「どうやって達成を判別するか?

詳細に鮮明に定量的に

「世界から飢餓を撲滅する」よりも「ニューオリンズ下九地区の世帯のために、低価格で環境に優しく、災害に強い住宅を150戸建設する(ブラッド•ピット財団メイク•イット•ライト)

第11章 拒否 断固として上手に断る

勇気あるNOが世界を変えることもある

>大切なことを知っていれば断ることができる

娘とのデートをしていた時に、大事な取引先から食事に誘われたが、娘との約束を最優先するため断る!

その断った男こそ「肝心なのは、肝心なことを、肝心なままにしておくことだ」

というスティーブン•コヴィー

曰く

私たちを選択の葛藤から守ってくれるのは「自分にとって最善の選択はこれだ」と常に確信をもつことである

上手にNOと言える技術を身につける

急な決断が難しいもう一つの理由は「周りにどう思われるか」

しかし、ピータードラッカーはきちんと断る人であった

「中略、私の思う生産性とは他人の仕事を手伝うことではありません。自分が天から与えられた才能を最大限に活かすべく、持てる時間の全てを地道に進むことだけです」

周囲からのプレッシャーに負けて、不本意なYESを言ってしまうことのないように、本当に重要なことだけ引き受けるようにしたい。

ではどうすれは上手く断れるか?

判断を関係性から切り離す

何かを頼まれた時、関係性の問題と思うのではなく、その頼みを断ることは相手との関係を拒絶することではない!

直接的ではない表現

直接NOではなく、いま手一杯で、時間が取れないかも、などとやんわり言ってみよう

トレードオフに目を向ける

「ここでYESと言ったら自分は何を失うのか?」いちど考えてみよう

「選んでしまったことで、もっと別の価値があることが出来なくなるかも」ということを忘れない。

誰でも何かを売り込んでくる

商品に限らず、思想や意見を常に売り込むのが人間だ。相手は何を売り込もうとしているのか、それを選択すると自分は何を失うのか、合理的に判断しよう。

好印象よりも敬意を

上手く依頼を断ることで「自分の時間を安売りしない」ことを相手に伝えることもできる。

例「サンプルをいくつか出して」と言われたら「たくさん欲しいなら他をあたってくれ、私は厳選した最高のものを出す。判断はそちらで。」と。

エッセンシャル思考のひとは、みんなにいい顔をしようとはしない。

あいまいなYESはただの迷惑

上手くいくようにします、多分大丈夫だとおもいます、などという返答なら、その場で断ってくれた方がお互いに良い

断り方のレパートリーを増やす

とりあえず黙る

代替案を出す

「確認して折り返します」と言う

自動返信メール

(上司に対して)「どの仕事を断ります?」

冗談ぽく「絶対無理!」と即答!

肯定しながら否定(車のキーだけ渡す→運転はしてよね)

別の人を紹介

第12章 キャンセル 過去の損失を切り捨てる

ジョシュ•ビリングス(作家)

「この世のトラブルの半数は、YESを言うのを焦り過ぎ、NOを言うのを渋りすぎることから。」

サンクコスト(埋没費用)に対する心理バイアスに注意

→「ここでやめたらこれまでの投資が無駄になる」は悪循環のもと!

別れた方が良いと思っている恋人とわかれられない、つまらない映画を最後まで見てしまう、も同じ!

エッセンシャル思考では、勇敢に過去の過ちを認め無駄な行動をすっぱりと切り捨てる!!

上手に手放すテクニック

持ってないフリをする

「もったいない」を克服する

失敗を認めて成功へ向かう

第三者に聞いてみる

現状維持バイアスに囚われていないかゼロペースで考える

流れで引き受けるのをやめる

何かを言う前に五秒待つ

「これをやらなかったら損する?」と自問自答する

逆プロトタイプ→本格的にやめる前に、小さくやめてみる

第13章 編集 余剰を削り本質を取り出す

自分の仕事や生き方を編集する、それができれば成果を高めることができる。

本当に大事なことにエネルギーを集中できる。

余分なものを削ってこそ、重要なものを生かす余白が生まれる。

編集の四原則

1削除する→選択肢を減らす

2凝縮する→言いたいことを簡潔に

3修正する→ムダを減らす

4抑制する→余計なことを言わない

第14章 線引き 境界を決めると自由になる

NOを言うことにより、「これ以上はできない」という線を引ける

面倒な人たちとの一線の引き方

他人の問題を横取りしない

→本人が解決すべき問題は本人に解決させる

境界線を引いて自由になる

→線を引くことで、自分が自由に使える領域を好きなだけ使える

自分の境界線はどこかを知る

→「他人に侵害された」と感じたことをリストアップしておく、それが自分の境界線である

難しそうな相手とは「契約書」を結ぶ

→事前にお互いにやりとりを明確にしておく

第15章 バッファ 最悪の事態を想定する

不測の事態に備えて、準備をしておくこと

世の中に確実なものなどは無い

余裕を持って臨むこと

見積は1.5倍で考える

金額ではなく時間のこと、大体会議は伸びるし、道は混んでいる、きちんと大目に見積もっておく

最悪のシナリオを想定しておく

1このプロジェクトのリスクは?

2最悪はどんなことが起こるか?

3周囲への影響は?

4そのリスクはどの程度の経済的負担か?

5そのリスクを減らすためにどのような投資をすべきか?

エッセンシャル思考の人は、全てがうまくいかないことを知っている。

そして、未来が予測不能だという現実を受け入れている。

だから、不測の事態に備えて、あらかじめバッファをとっておく。

第16章 削減 仕事を減らし、成果を増やす

仕事や日々の生活で、進みを妨げるものは何か?

目の前の症状に惑わされず、本当の問題はどれかを特定して、最も効果的に処置できるか。

本当に必要なところに一度だけメスを入れる!最低限の仕事で最大の成果を上げる!!

第17章 前進 小さな一歩を積み重ねる

変化を起こそうとする時、派手な目標を掲げがちだが、その必要はない。

「大きな進歩を望むなら、日々何度も繰り返す小さな行動にこそ注目すべき。小さな改善を地道に繰り返すことこそ、大可な変化につながる」

(スタンフォード大学元教授ヘンリー•アイリング

第18章 習慣 本質的な行動を無意識化する

正しい習慣を身につけ、その通りに行動する。

生活習慣のリズムも同じ。

悪い癖を正しい習慣に変える方法

行動を引き起こすトリガーを知る

新しいトリガーをつくる

難しいところから手をつける

曜日ごとに変える

一つづつ習慣をつくる

第19章 集中 「いま、なにが重要か」を考える

過去や未来に囚われない

わたしたちには「いま」しかない

いまここに集中して、今この瞬間に何が必要かを考える

集中の対象をひとつに決める

いま何が重要かを考える

未来を頭の中に抱えない

優先順位をつける

マインドフルネスを身につける

第20章 未来 エッセンシャル思考を生きる

本質を生きる方法

エッセンシャル思考の実践には二つのアプローチ

1生活のあちこちに取り入れる

2エッセンシャル思考を生きる

自分の中心にエッセンシャル思考を据える

考え方が心の底にまでしみこんだとき、それは自分を内側から変える力となる!

シンプルな人生は幸福である

迷わない

流されない

日々が楽しくなる

>>本質を知り本質を生きる

最終章 エッセンシャル思考のリーダーシップ

エッセンシャル思考のチームをつくる

人材選定にこだわり抜く

→雇用、引き抜きの基準を明確にして、徹底的にこだわって人選する、時に容赦なく切り捨てる

目的が完全に明確になるまで話し合う

→全員が同じところを目指して一致団結して進む。

メンバーの役割を曖昧にしない

→メンバーの役割をとことん明確にする。全員が自分の役割を完全に理解している。そのためにきちんと話をする。

正しい情報を正しい人へ正しいタイミングで伝える

→具体的、簡潔に、一貫した方針を伝える

小さな進歩をしているか、適切にチェックする

→進捗チェックをして、困ったことがあれば力を貸す

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